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あいさつから始まる人間関係

「はじめまして、私、沢昭子と申します。どうぞよろしく」。このごあいさつのひとことで、あなたとのおつきあいが始まります。

さて、あなたは今朝、何人の人に「おはよう」と、あいさつしましたか。「ありがとう」や「すみません」のひとことを素直な気持ちで言っていますか。

初対面で自己紹介するとき、自分の名前をはっきりと明るくさわやかに伝えていますか。声が小さかったり、早口ではっきりしなかったり、語尾が消えて、結局、なんという名前なのかわからなかったり・・・やさしいようでむつかしいのが、このあいさつです。あいさつは、短いことばの中にたくさんの意味がこめられた先人の知恵の結晶ともいえるでしょう。

個性はないけれど誰の心にも素直に響き、好意をもって受け入れられます。あいさつは、「あなたを認めましたよ。さあ、仲良くしましょう」という存在認知を意味します。自分の存在を認めてもらうのは、誰でもうれしいことです。

さぁ、今日から「おはよう」「こんにちは」などのあいさつを、一回でも多く大きな声で口に出してください。誰にでも気軽に、気づいたらすぐに。

話しことばは、机に向かって知識を詰めこんだだけではだめ、声を出して繰り返し経験を積むことが大切。あいさつはそのトレーニングにとても有効な方法です。短いことばだから、いちいち考えなくてもさっと口に出せます。

あいさつをしなければ、人間関係は始まりません。まず、自分の心を開いて、相手に好意をもって「おはようございます」。明るい笑顔と元気な声が街角に響き合うようになればいいですね。

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