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母音の発音が決め手

日本語を話すために必要な音(おん)はいくつくらいあるのでしょう。
次の表は、現代日本語共通語を話すために必要な音を示した発音図です。

清音、濁音、鼻濁音、半濁音、拗音、併せて109音、このほかに、特殊音(拍)といわれる、撥音の「ン」、「キッテ」「ケッカ」などに使われる促音の「ッ」、「ありがとう」など、長く伸ばす長音の「―」の三音を合わせた112音が、本来の日本語の音です。しかし現代は、フィルム、クォーツ、エヌ・ティ・ティなどたくさんの外来語音も日常的に使っていて、これも加えると百数十の音が組み合わされて何十万もの日本語が発音されている、ということになります。

さて、表の1行目「アイウエオ」は、母音といって声帯の振動が、そのまま喉頭、咽頭、口腔、鼻腔に共鳴して発音される音で、次の図のような口の形によって、「アイウエオ」という音がつくられます。この口の形が、しっかり開いていないと「江戸」か「井戸」か、「秋」か「駅」かがはっきりしなくなるのです。

また、カ行以下の音も、例えば「カ」という音は「k」という子音プラス母音の「ア」という具合に「子音+母音」で、またはキャ、キュ、キョなどの拗音は「子音+半母音+母音」でできています。つまりほとんどの音は母音で終わっていますので、ことばの最後も「ン 」で終わることば以外はすべて母音で終わっているのです。

日本語は何と母音の多いことばでしょう。ですから、発音を明瞭にするためには、母音の口の開き方をきちんと覚え、しっかり口を動かして発音するよう心がけることが大切です。そうしているうちに、口のまわりの筋肉が鍛えられ、発音は見ちがえるほど美しくなります。

何よりも、口の動きが少ないと、音が暗くなって明るい感じの話し方ができません。毎日使っていることば、ほんの少し口の動きに気を付けて話すだけでも、あなたのことばは、ずっと明るく表情豊かになるでしょう。

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