1997年から20年余り活動して参りました
NPO法人日本話しことば協会 前理事長 沢昭子の意向を
正しく継承する団体として、心から信頼できるスタッフとともに、
新しく、一般社団法人 話しことば研究機構を設立しました。

コロナ禍で三密回避の生活様式になり、リモートワークが急速に普及、
メールやLINEのやり取りだけで済ませてしまう機会も増えてきました。

そんな時代だからこそ、多様性を理解し、
心の距離を縮める工夫が求められています。

マスクを着用すると顔の半分は隠れてしまうため、表情が伝わりづらく、
コミュニケーションに違和感を覚えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

マスクを着用していても、相手の心に響く、温もりのある話しことばで
対話のキャッチボールをしたいものです。

話しことば研究機構では、声を聞いて相手を理解しようとする「聞く力」
自分の想いを正確に伝える「話す力」を身につける検定試験を実施します。
また、ビジネスシーンで役立つ話しことばと敬語表現研修、アナウンス研修を行います。

毎日の暮らしの中での「話しことば」の表現力を究める団体として、
新しい時代の人材育成に寄与したいと考えています。

令和2年12月

一般社団法人 話しことば研究機構
名誉理事 沢 昭子
代表理事 辻井利恵
副理事 山口富士夫

沢昭子 ＜略歴＞
東京都出身。東京学芸大学教育学部音楽学科卒業。
父親は、昭和初期に衆議院議員として活躍した三浦虎雄。
日本のテレビ草創期であった幼少時代にNHK放送劇団に入り高校時代まで活躍。
大学卒業後、大手広告代理店に就職し、アナウンサー業務を担当。
その後、フリーアナウンサー・ナレーターとして活躍する一方、
芸能事務所「ボイスプロダクション」を１９７９年に設立。
関西を中心に数多くの放送タレントやＣＭナレーターを育成し業界に送り出した。

また、正しい日本語のコミュニ―ケーションを普及し啓蒙する為、NPO法人日本話しことば協会を創設。理事長として20年にわたって貢献し、常に新しい時代に即応した話しことば、コミュニ―ケーションの
探究に取り組んできた。

＜主な著書＞
「あなたの日本語大丈夫？」（産経新聞社）
「子どもの敬語」（PHP研究所）